リボ払いの利息を過払い金請求できるケースとできないケース

リボ払いの利息を過払い金請求できるケースとできないケース

今や多くの人が耳にしたことがあるであろう「リボ払い」という借金の返済方法ですが、リボ払いによって過払い金が発生してしまうことがあります。 リボ払いはいくら借金をしても月々の返済額は小額で済むので、自分が過払いになっていることに気が付きにくいでしょう。

リボ払いは便利ですが、使い方を間違うといつまでも返済が終わらない借金地獄に陥ってしまう恐れがあります。 リボ払いの仕組みをおさらいしながら、過払い金請求できるケースとできないケースの違い、過払い金請求の仕方を紹介します。

過払い金とは

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過払い金とは、借金の返済の際に払い過ぎた利息分のことです。 お金を貸す際の利息は利息制限法で定められていますが、出資法で定められた上限金利を使用していた場合が対象になり、差額分が過払い金請求を行うことによって返金されます。 請求できるタイミングは返済中でも完済後でも可能ですが、完済してから10年過ぎると時効になってしまい、請求することができなくなります。

過払い金請求は、弁護士などの専門家に依頼して手続きする場合や自分で行うことも可能です。 専門家へ払う費用がかからないメリットがある半面、書類の準備から交渉まで行うため、時間と手間がかかる上に詳しくない場合は、関連する法律の勉強をする必要があります。

リボ払いとは

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分割払いとリボ払いの違い

分割払いとは、5回払いや20回払いというように回数に分けてお金を支払う仕組みのことです。 なお、月々の支払い金額は利用金額や支払回数によって変わります。 しかし、分割払いの場合は支払い回数を自分で好きに決める事は出来ません。 クレジットカードによる支払いは、選択が可能な回数の中から自分で選ぶことができます。

一般的には3回・5回・10回・12回・15回などの他に、「ボーナス払い」という方法があります。 カード利用をした時に分割払いを選ぶと、原則としてその後の支払い方法を変更することは出来ないので慎重に考える必要があります。 リボ払いは、分割払いとは違って支払い回数に関係なく毎月の支払い金額が一定なのが最大の特徴です。 また利用した金額によって毎月の支払額が変化します。 この金額はカード会社などによって異なります。

例えば、利用金額が10万円以内の場合には月々の支払い金額は5000円、10万円以上の場合には10000円となります。 そのため利用金額が3万円でも8万円でも、月々の支払い金額は5000円ということになります。 なお、カード会社ごとに決まっている最低支払い金額をクリアしていれば、自分で毎月の支払い金額を変更することも可能です。

リボ払いの危険な仕組み

リボ払いを利用するなら、仕組みをしっかりと理解しておかなくてはいけません。 リボ払いにおける金利の相場は15%から18%に対し、分割払いの場合は12%から15%ですので、リボ払いの方が割高に設定されている会社が多いです。 さらに、リボ払いの落とし穴として「危機感を感じにくい」という点があります。 なぜなら、毎月の支払い金額が一定なため、全体の利用金額を把握しにくい傾向にあります。 支払い期間が長ければ長いほど、金利手数料を支払う必要があるということをしっかりと覚えておく必要があります。

このような仕組みをしっかり知った上でなら、リボ払いにメリットもあります。 毎月の支払い金額が一定なので、「今月はお金に余裕がない!」という時に使うことができます。 したがって、旅行や大きな買い物をするときに使うよりも、お金に余裕がない場合の日常生活で使うことが適しています。 特に、家計簿などをつけている人なら毎月の請求金額が一定なので、払い終わるまでの請求金額がはっきりと分かるので管理しやすいのも特徴です。 分割払いにしても、リボ払いにしてもクレジットカードを使うことは「借金である」ということを意識して、計画的に利用することが大切です。

リボ払いの利息は過払い金請求ができるのか?

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クレジットカードには2つの機能がある

クレジットカードには、商品代金の立替払い(ショッピング枠)と融資(キャッシング枠)の2つの機能が備えられています。 毎月の支払いがまとまって請求されるので混同することが多いですが、それぞれに枠がある、全く別の債務になります。

過払い金請求でお金が戻ってくるのは、キャッシング枠で生じた債務だけになります。これは2つの機能で根拠となる法律がそれぞれ異なるため、利息制限法を超える、いわゆるグレーゾーン金利が適用されるのはキャッシング枠だけだからです。 リボ払いについては上限が年29.2%とされており、カード会社では合法的な手数料(実質年率)の設定が行われてきましたので、過払い金請求の対象になることはありません。

リボ払いでキャッシングしていた人は過払い金請求ができる

リボ払いというのはクレジットカードの支払いやキャッシングでよく目にする返済方法です。 利用金額に関係なく、毎月一定の金額を返済していくというもので、月の負担が少額で済むことから借金全体に目が届きづらくなり、どんどん借り入れや買物を続けて最終的に払いきれないほどの金額に膨らむ恐れもあります。 このリボ払いでクレジットカードのキャッシング枠や消費者金融からの借り入れを利用していた場合でも、2010年以前に取引をしているのであれば過払い金が発生している可能性があります。

目安としては、2008年以前に取引をスタートしていれば、過払いか大幅な減額が期待できると言われています。 リボ払いの場合も過払い金請求の手続きの流れは同じです。 まず、消費者金融や信販系会社に契約時から現在までの取引履歴の開示を請求し、その履歴をもとに利息の引き直し計算を行います。 過払い金が発生していた時にはその金額を請求し、減額になった時には、利息引き直し後の金額で再契約を結ぶことになります。 いずれの場合でも、これまでの返済よりもかなり負担が少なくなることは間違いありませんので、古い取引がある場合には、まずは履歴の開示請求から始めましょう。

リボ払いでもショッピング枠は過払い金請求ができない

キャッシングのリボ払いは過払い金請求ができますが、ショッピング枠についてはどうなっているのでしょうか。 実は、ショッピングでリボ払いを利用した時の元金以外の部分は、法律上では利息ではなく手数料という扱いになっています。

また、利息制限法状では、利息というのは金銭消費貸借に基づいて借りたお金、つまりキャッシングやカードローンを利用した時に支払うものに限定していますので、ショッピング枠の割賦払いや立替払いの手数料は含まれていません。 したがって、ショッピング枠でリボ払いをしており、元金以外の手数料が利息制限法の上限金利を超えていたとしても、こちらはそのまま支払いを続ける義務があります。 なお、クレジットカードの場合には、ショッピング枠で利用残高があってキャッシングで過払いが発生していたときは、過払い金をそのまま返してくるケースはまずありません。

この場合には、過払い分をショッピング枠の残高と相殺するといった手続きをとることが多いです。 ショッピング枠を相殺して残高が0円になり、それでも過払い額が残っていた時には、その差額分が取り戻せるという事になります。

ただし、そのクレジットカードは今後使えなくなります。

ショッピング枠のリボ払いは任意整理するしかない

過払い金請求の多くは完済後に行うものですが、過払い金請求で戻ってきたお金をもって支払いを終わらせることもあります。 しかし、ショッピング枠のリボ払いについては、そもそも違法な支払いが発生しておらず、違法性を訴えることができません。

リボ払いにはどれだけ使っても毎月の支払額が変わらないことで、長期にわたって割賦手数料が発生し続ける特徴があります。 リボ払いの利用はキャッシングの利用以上に計画性をもって行うべきです。 債務が履行できなくなった場合は、任意整理や自己破産の手続きがとられ、ブラックリストに載ることになります。 しかし5年が経過すれば事故情報は抹消されますので、新規のカード発行が可能になります。

返済がままならなくなった時は、早めに任意整理をした方が良いケースもありますので、専門家に相談しましょう。

クレジットカードのリボ払いを過払い金請求する時の注意点

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過払い金請求したクレジットカードが使用できなくなる

クレジットカードのキャッシング枠リボ払いについて、20%を超える金利が設定されていた場合には、カード会社に対して過払い金請求をすることができますが、クレジットカードが使用できなくなってしまうことがあります。

もしも、クレジットカードのショッピング枠が1円でも残っていたら、過払い金請求をした時点で任意整理として扱われます。 この時、過払い金の金額がショッピング枠とキャッシング枠を合わせた残高を上回った場合には、任意整理とはなりません。 一時的には任意整理として扱われますが、その後過払い金請求として扱われますので、信用情報への影響はありません。

仮に任意整理をすることにならなかったとしても、多くの場合、過払い金請求をした段階でそのキャッシングカードは解約扱いになります。 そのため、クレジットカードが使えなくなる可能性が高いので、注意が必要になります。

債務が残ってしまう場合はブラックリストに載ってしまう

クレジットカードのキャッシング枠のリボ払いについては、消費者金融からの借金と同じで貸金業法や利息制限法の適用対象であり、グレーゾーン金利が設定されていた場合には、過払い金請求をして払いすぎたお金を取り戻すことができます。

ショッピング枠については、リボ払い手数料が20%を超えていた場合でも過払い金請求はできません。 ショッピング枠は法律上立替金という扱いであり、金銭消費貸借契約ではないため、利息制限法の対象ではないからです。

クレジットカードのキャッシング枠について過払い金請求をする場合には、残高と過払い金の額を比較して、残高のほうが大きくなっていないことを確認しておきましょう。過払い金を引き直し計算した後も、債務が残ってしまう場合には、その残った借金を任意整理することになるので、ブラックリストにのってしまうことになります。

ショッピング枠の債務が残っている場合もブラックリストに載ってしまう可能性がある

クレジットカードのショッピング枠の利用額が30万円、キャッシング枠リボ払いの残高が40万円あったとします。 過払い金の額が50万円だった場合には、キャッシングで借りていた借金は完済ができるので、ブラックリストには載らないという考え方もあります。 カード会社が別々に処理をしてくれるのならば、ショッピング枠だけは通常通りに支払いをしていくということが可能になるかもしれません。

しかし、一般的には過払い金請求をすると、クレジットカードの利用が前面ストップしてしまいます。 解約という扱いになるので、過払い金請求の処理が全て終わった後も、クレジットカードの利用は再開できません。

この場合、ショッピング枠とキャッシング枠の合計の70万円が債務としてみなされ、過払い金で相殺をしても20万円が残ってしまいますので、任意整理という扱いになり、ブラックリストに載ってしまう可能性があります。

リボ払いのキャッシングで過払い金が発生している会社

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リボ払いを行っている金融会社で、過払い金が発生しているのはオリコが有名です。 現在は三菱東京UFJニコスとなっている旧ニコスや、ジャックスであってもリボ払いによるキャッシングを行っていたので、法定外利息で貸付を行っていた過去があります。

リボ払いには、残高スライドリボルビング方式を採用しているオリコと、元金定額返済を行っていた旧ニコスでは発生する過払い金の額に差が出ています。 元金の減り方が少なく、返済回数が多くなりやすい残高スライドリボルビング方式を採用しているオリコのUPTYカードでは、リボ払い専用カードでキャッシングが出来ます。 信販会社の立場から見ると、返済額に対して元金の支払額が少なければ結果的に総利息を増やせます。

元金定額返済を行っていた旧ニコスでは、過払い金請求額が比較的少なく収まっている状況に対して、オリコのリボ払い専用カードを使ったキャッシングリボは多額の過払い金が発生している状況です。

改正貸金業法が完全施行される時点迄に、金利切り替えが行われていますが、既に支払い済みの分を含めて金利引き直し計算を行えば、過払い金請求対象となることが多いでしょう。 過払い金請求は、最後に取引を行ってから10年以内に行えば良いので、一度調べてみることが大切です。

まとめ

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リボ払いの利息を過払い金請求できるのかは、クレジットカードには2つの機能があり、リボ払いでキャッシングしていた人は過払い金請求が可能、リボ払いでもショッピング枠では不可能ということになります。 ショッピング枠のリボ払いは任意整理を行うしか方法はありません。

クレジットカードのリボ払いを過払い金請求する際は、そのクレジットカードは使用できなくなります。 債務が残ってしまう場合やショッピング枠の債務が残っている場合は、ブラックリストに載ってしまう可能性がありますので、これらの点にも注意しておきましょう。 また、リボ払いのキャッシングで過払い金が発生している会社についても知ってくことも大切になります。

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